基礎体温法

TDK基礎体温計(口中専用)毎日検温アプリで管理、一度に7回分の記録転送、ルナルナ他6種アプリと連携

 

基礎体温法とは、基礎体温を測定することによって排卵日や安全日を確かめる方法です。オギノ式の計算のみでは、排卵日の推定が不確実なため、この基礎体温法を併用する場合が多いようです。

 

しかし、超音波断層法で排卵現象を直接観察した結果、基礎体温の上昇時期と排卵期とが必ずしも一致していない場合があることが最近の研究によって判明したことから、基礎体温法の信頼度は低下しつつあります。

 

実際の基礎体温は、朝起きた時に寝たままの状態で、舌下に婦人体温計を入れて計測します。そして、計測した毎朝の基礎体温をグラフにして記録しておきます。そのグラフを見て検証することで、排卵日や安全日を予測することができます。

 

月経開始から排卵までの間、基礎体温は低温相を示します。この期間を卵胞期といいます。低温期が続く日数は、それぞれの生理周期の長さによって異なってきます。排卵を境にして、基礎体温は約0.3~0.5℃上昇し、低温相から高温相へと移行していきます。この期間が排卵期です。

 

排卵後から次の生理開始までの間、基礎体温は高温相を示します。この期間が黄体期です。正常であれば、生理周期の長さの個人差に関係なく、誰でも約2週間続くことになります。

 

そして、新たに月経が始まるとともに、基礎体温も下がっていきます。高温相が4日以上続き、完全に排卵期が終わってしまったと確認できた後から、次の生理開始までの約10日間ほどが安全日ということになります。